カーシェア

カーシェアはガソリン代が無料!距離料金の仕組みと各社料金を徹底比較

給油する男性の腕

カーシェア利用者の方なら当たり前に知っているガソリン代がかからないという仕組みですが、カーシェアを利用したことのない方からすると「そんなお得なの?」と疑問に思うことでしょう。
ですが、実際にカーシェアはガソリン代が0円です!

今回はカーシェアでガソリン代がかからない仕組みと、それに伴って発生する距離料金の仕組みについても徹底解説します。

距離料金は各社違いますのでそちらについても解説します。

カーシェアはガソリン代が無料

カーシェアを利用したことがない方は信じられないかもしれませんが、カーシェアはどれだけ利用してもガソリン代が一切かかりません。

100km乗ろうが200km乗ろうがガソリン代は1円も払う必要がないのです。
なぜかというと、かわりに距離料金というものがかかるためです。距離料金に関してはのちのち説明していきます。

カーシェアは給油して返す必要がない

カーシェアはガソリン代を払わなくていいだけでなく、なんと給油する必要さえないのです!

レンタカーであれば、返却の前に給油してから店舗に向かう必要があります。
そのため給油の時間を考えながら帰宅時間を考えたり、ガソリン代が高騰している時には高いガソリン代を払う必要があります。

しかしカーシェアの場合は、給油は任意となっており、利用していて足りなくなるなと感じたり、次の人の為に給油しておこうといった感じで給油をします。
そのため、返却前に給油をする義務は一切ありません。

急いで返却したい時でもガソリンスタンドに寄る必要がないのは時間の短縮になってとても嬉しいですね。

ガソリン代のかわりに距離料金がかかる

カーシェアはガソリン代がかからないと解説しましたが、その代わりに距離料金というものが発生します。
流石にガソリン代がかからないだけならみなさんレンタカーではなくカーシェアを利用しますよね。

距離料金とは各社に設定された料金で、利用中の走行距離に応じて発生する料金のことです。
6時間以内の短い時間では発生しない会社がほとんどですが、6時間を超えるパック料金の場合は16円/km(タイムズカーシェアの場合)などと距離料金がかかる仕組みになっています。

ガソリン代がかからないかわりにこのような料金が発生するということですね。

走らなければ距離料金はタダ

先程説明した距離料金ですが、実はこれは走った分だけ発生するので走らなければ一切かからないのです。

もし夏場に車を利用する場合、「ちょっとした休憩のために駐車場で駐車したままエンジンをかけっぱなしで、エアコンをガンガンにかける」ということをしたことがあると思います。
この場合、エンジンをかけているため常にガソリンを消費していることになり、レンタカーのようにガソリン代がかかると、走行していないのに料金が発生することになります。

一方カーシェアの場合は、走行した分の距離料金が発生し、ガソリン代はかからないので、いくらエンジンを回していても料金はかかりません。
そのため、夏場のアイドリングも無料となり、我慢せずにエアコンを効かせた快適な車内で待ち合わせなども待つことができます。

大手3社の距離料金を比較

距離料金は各社で若干異なります。

距離料金
タイムズ 16円/km(6時間以上)
カレコ 16円/km~22円/km(6時間以上)
オリックス 16円/km

基本はどの会社も16円/km程度ですが、カレコのみ車両によっては距離料金が高くなることがあります。

さらにタイムズとカレコは6時間以内の利用であれば、距離料金が発生しません。
半日程度の利用であれば距離料金が発生しないのでお得ですね。
オリックスの場合は、会員ランクが上がれば距離料金が6時間以内の予約に対して免除されるようになります。

各社の給油方法と対象ガソリンスタンドに関して

給油方法は基本的にどのカーシェアも同じです。
しかしちょっと違いがあるためそこに関して個別に解説していきます。

タイムズカーシェア

給油の流れは以下のような流れになっています。

タイムズカーシェア給油カード
  1. 対象のガソリンスタンドに行く
  2. サンバイザーの中にある給油カード(クレジットカード)を支払い方法に選択する
  3. 各車両ごとのガソリンの種類で給油をする
  4. 給油後のレシートをサンバイザーの中に入れておく

給油の方法は通常通りですが、最後にサンバイザーの中にレシートを入れることを忘れないようにしましょう。

対象のガソリンスタンドは以下の8つです。

  • ENEOS
  • 出光興産
  • コスモ石油
  • エッソ
  • モービル
  • ゼネラル
  • キグナス石油
  • 太陽石油

これだけのガソリンスタンドが利用できれば、だいたいどこでも給油に困ることはなさそうですね。

カレコカーシェアリングクラブ

給油は以下のような流れになっています。

カレコ給油カード
  1. 対象のガソリンスタンドに行く
  2. 車内緑色のファイルの中にある給油カード(クレジットカード)を支払い方法に選択する
  3. 各車両ごとのガソリンの種類で給油をする
  4. 給油後のレシートに自分の会員IDを記入する
  5. レシートを緑色のファイルに入れておく

タイムズと違うのが、レシートに会員IDを記入するという点です。忘れないようにしましょう。
自分の会員IDはアプリのメニューバーで確認することができます。

対象のガソリンスタンドは以下の6つです。

  • ENEOS
  • 昭和シェル
  • コスモ石油
  • エッソ
  • モービル
  • ゼネラル

タイムズに比べれば少ないですが、十分な数です。

▷関連記事:カレコカーシェアのメリットデメリットを徹底解説!高級車に驚きの安さで乗るならカレコ!

オリックスカーシェア

給油は以下のような流れになっています。

オリックスカーシェア給油カード
  1. 対象のガソリンスタンドに行く
  2. 車内にある給油カード(クレジットカード)を支払い方法に選択する
  3. 各車両ごとのガソリンの種類で給油をする
  4. 給油後のレシートに自分の名前を記入する
  5. レシートをサンバイザーケースに入れておく

サインを求められた際、会社名や部署名を求められたら、以下の通り記入してください。
会社名 : オリックス自動車株式会社
部署名 : カーシェアリング部

対象のガソリンスタンドは以下の6つです。

  • ENEOS
  • コスモ石油
  • 昭和シェル石油
  • Esso
  • Mobil
  • ゼネラル

オリックスの対象ガソリンスタンドはカレコと同じです。

給油すれば割引特典がもらえる

「給油は義務じゃないのになんでほかの利用者のために自分の利用時間を使って給油しなくちゃいけないんだ。」とお考えの方に朗報です。
実は給油をおこなうと、給油量に応じて割引特典がもらえるのです。

では各社の特典と条件を見ていきましょう。

タイムズの特典と条件

タイムズでは、20リットル以上の給油で15分割引が適用されます。
ショートメニュー利用時のみの適用で、パックメニュー利用時は給油割引が適用されません。

給油は車両が自動で検知してくれるため、申請などをする必要はありません。

カレコの特典と条件

カレコでは、20リットル以上かつ満タン給油で、15分割引が適用されます。

給油をすると、翌月以降の利用料金として使える300 円分のクーポンがもらえます。
一回の利用につき一回までのプレゼントになります。
クーポンは半年間有効です。

オリックスの特典と条件

オリックスでは、給油をすると15分の割引が適用されます。

リックスは上記の2社と異なり、申請が必要になります。パック料金での予約利用時は適用されません。
返却日の翌日までに「給油割引の申請」で必要事項を入力するか、問合せ受付センターに給油したと報告すると割引が適用されます。

また、給油量に指定はありませんが、申請時に給油量を申告する欄があります。
レシートは給油量を覚えておくためにも保管しておきましょう。

積極的な給油で割引を狙おう!

今回はカーシェアでガソリン代がかかるのかや、給油に関して詳しく解説してきました。

給油は義務ではありませんが、給油をすることによって割引が適用されるので、もし返却前に少し時間が余りそうだったら給油をしてお得に時間料金を割引してもらいましょう!

▷関連記事:カーシェアなのに移動距離ゼロ?走行せず返却する衝撃の使い方が話題

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